【お知らせ】
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センターニュース
教職員の学びを共創する ― 新たな研修のかたちを目指して ―
埼玉県では現在、新たな教職員の学びに向けた調査研究を進めています。
この取り組みは、知識を一方的に“授かる”ものとするのではなく、教職員自身が「自分はどのような教職員で在りたいか」を捉え直し、その実現に向けて自ら問い、模索していく探究的な「研修」として実施しています。
そのため、一人ひとりが自らの価値観に立ち返るとともに、他者の価値観から新たな気づきや学びを得ることを大切にしています。互いの思いや考えをじっくりと語り合える時間を確保していることも、この研修の大きな特徴です。
また、新たな視座に触れる機会として、日常的にはなかなか出会うことのない分野で活躍されている方々をお招きし、多様な世界との接点を設けています。
今年度第1回となる4月30日の研修では、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長・伊藤羊一先生をお迎えしました。
「これからの日本は、夢を語れる場でなければいけない」
GoogleやAmazonといった世界的企業も、設立当初は「無理だ」と言われていた“妄想”を形にした存在だと伊藤先生は語ります。これからの時代は、夢を形にしようとする人が活躍する時代です。
「先生たちの夢は何ですか?」
研修の中で伊藤先生が投げかけた問いです。
子どもたちの伴走者である教職員自身が、自らの夢=在りたい姿を描き、その実現に向けて模索する姿は、きっと子どもたちにとっても大きな力となるはずです。
今年度、24名の研究協力委員の先生方とどのような学びを共創できるのか。
総合教育センターとしても、先生方と共に、探究と対話の日々を積み重ねてまいります。
伊藤羊一先生(右)と当センター所長・馬場敏男(左) 研修の様子
令和7年度 要請研修がはじまりました
4月16日(水)春日部市教育センターにおいて特別支援教育の基礎的・基本的な内容の研修を実施しました。
年度はじめに、特別支援学級の担当として児童生徒の多様なニーズに対応した支援ができるよう、見通しをもってスタートを切るための研修であり、特別支援学級新担当者と2年次経験者(希望者)を対象として、教育支援プランA・Bについての講義演習等を中心に行いました。研修の後半では、記入した支援プランについて先生同士で対話をする時間を設けました(写真参照)。
研修をとおして他者の考えに触れ、対話の中から新たな視点や気づきを得ている姿が見られました。
研修スタート!
4月3日(木)に初任者研修が行われました。
幼稚園、小・中学校、高等学校、特別支援学校、栄養教諭、養護教諭など
様々な校種での研修がオンラインにて実施されました。
センターでの研修が実りあるものとなるよう、職員一同全力で取り組んでまいります。
今年度もよろしくお願いいたします。
新年度<令和7年度>がスタートしました
4月1日の着任式では45名の新転入者を迎え、総合教育センターのミッション『未来を拓く学びの拠点』の下、新年度がスタートしました。
また長期研修教員等入所式も挙行され、3名の長期研修教員が入所しました。
令和6年度調査研究報告書、センター紀要第100号の発行について
令和6年度総合教育センターの各担当等で行われた調査研究の報告書が公開されています。
教科等横断的な視点に立った授業づくりに関する調査研究…教職員研修担当
特別支援コーディネーターの連携と協働に関する調査研究…特別支援教育担当
中学・高校におけるSOSを出す力を身に付ける学習プログラムの作成~不登校の未然防止に向けて~…指導相談担当
農業関連高校でのスマート農業化に伴う、農場における生徒のICT活用の推進に向けた調査研究…農業教育・環境教育推進担当
ラーニングアナリティクスシステムによる個別最適な学びの実現に関する調査研究…教育DX担当
「教頭の働き方改革」に資する調査研究…企画調整担当
新たな教師の学びを共創するための調査研究…新たな教師の学び推進開発ユニット
調査研究報告書はこちらから…令和6年度 調査研究報告書
紀要は、所員が日頃の研究の成果をまとめたものです。
当センターは、埼玉教育の充実と振興を図るために設置され、
「教育に関する専門的、技術的事項の調査研究」を三本柱の一つに位置付けています。
教育現場の発展をサポートすることが、当センターの目指す姿です。
担当横断の事業の報告もあります。
今年度の紀要はこちらから…センター紀要第100号
県内で実践した様々な学習指導案を掲載しています!
県内の先生方から御協力をいただき授業づくりの参考になる学習指導案を掲載しています。
令和6年度は新たに18本の学習指導案を追加しました。
御協力いただいた学校並びに先生方、ありがとうございました。
これまでの資料を含めると合計300本以上の指導案を見ることができます。
授業づくりの参考に、ぜひ御活用ください!
上のタブ『教育情報』→左のメニューバー『授業サポート資料集』→『学習指導案データベース』の該当の校種等を選択して検索し、学習指導案をダウンロードすることができます。
※ 以下のURLからも確認することができます。
https://www.center.spec.ed.jp/b8f4d5f7eaa637df8391fec3c00474d9/page_20210921081438
ナレッジ・マネジメント(所員勉強会)を実施しました
総合教育センターでは、所員研修会に加え、所員の指導主事としての知識の獲得、資質・向上を図るため、ナレッジ・マネジメント(勉強会)を実施しています。
今回のナレッジ・マネジメントのテーマは「学校運営に関する考え方・心構え」でした。教頭経験がある所員から講演がありました。
講演では、「どのように学校運営を進めていくべきか」や「どのように生徒や職員との関係づくりを行っていくか」等、具体的な事例を元に学校の組織づくり、学校のマネジメントについて幅広くお話いただきました。
参加した所員は「対応力」や「調整力」といった、昨今の教育現場で教職員に求められている力について考え、深めることができました。
【教育資料室】 4-5月のテーマ別展示のお知らせ
教育資料室では、テーマを決めて資料展を開催しています。
令和7年4-5月のテーマは「新たに教師となったみなさまへ」です。
資料リストなど、詳しくはこちらをご覧ください→【教育資料室 資料室新着情報】
展示資料はどなたでも自由にご覧いただけます。貸出もできます。ぜひお越しください。
令和6年度総合教育センター長期研修教員退所式を執り行いました
令和7年3月13日(木)令和6年度総合教育センター長期研修教員退所式を執り行いました。
長期研修で学んだことを今後、子供たち、学校や地域に向けて還元していってほしいと思います。
【3月11日(火) 総合教育センター調査研究 所内発表会】
本日(3/11)、当センターの令和6年度調査研究における所内発表会が実施されました。
当センターでは、学校教育や社会教育の抱えている課題の改善・解決を目的としたテーマを設定し、学校の教員等とチームを作って調査研究を実施しています。センター所員が、お互いに調査研究の成果を共有し、センターの各事業の充実を図るため、発表会を行いました。
今後、調査研究の成果を各学校へ浸透させ、さらに発展させていければと考えております。
調査研究に御協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
なお、令和6年度の調査研究のまとめは令和7年度当初にHPに公開される予定です。
調査研究・資料一覧 - 埼玉県立総合教育センターホームページ