JICA東京・JICA地球ひろば 先生のお役立ち教材の紹介
世界の教室から
この教材では、アジアや中南米、アフリカ等、様々な国の学校事情や教室風景を、写真付きで分かりやすく説明しています。
そして、それぞれの国の教室で活躍しているJICA海外協力隊の隊員からの、写真やメッセージも記載されています。
「世界の教室では、1日をどのように過ごしているのか?」「教室はどのような様子なのか?」
統計資料では伝えられない、
「世界の様々な教室で働く隊員だからこそ、伝えられる子供たちの今」を知ることができる教材です。
同じ教室でも、日本と世界の教室を比べてみると様々な違いや発見があり、そして日本の教室や教育事情について、客観的に捉える機会に繋がるのではないでしょうか。
世界の教室から、国際理解教育に繋げられる教材になっています。
☆この教材は、ダウンロード可能です☆
●JICA東京では、他にも教材の紹介や貸出等を行っています。
詳細は下記URLからご覧下さい。
「教材紹介・貸出(国際協力・SDGs・多文化共生を考えるために)」
https://www.jica.go.jp/Resource/tokyo/enterprise/kaihatsu/material/index.html
【衣食住から持続可能な社会を考えるワーク】(2021年度インターン作成)
2021年度のJICAインターンシッププログラムでJICA東京市民参加協力第一課の開発教育班に配属された3名が、「衣食住から持続可能な社会を考えるワーク」を作成しました。埼玉県総合教育センターの地球ひろばサテライト展示にも収蔵されています。
URLはこちら ⇒ https://www.jica.go.jp/tokyo/enterprise/kaihatsu/material/index.html
それぞれのワークをダウンロードし、そのまま授業でご活用頂けるようになっています。
●「衣」から考える
「私たちの服~作っているのはどんな人?~」
テーマ:サステナブルファッション
対象:小学校高学年~高校生
活用できる教科:生活・家庭科・地理総合など
⇒毎日着る洋服の材料や完成までの課程、そして誰が、どこで、どのような環境で作っているのか等、服の制作過程から様々な気づきを得ることができる教材です。
●「食」から考える
「食ロスに「なんで?」をぶつけよう~食ロスが発生するのはなぜだろう?~」
テーマ:食品ロス
対象:小学校高学年~中学生
活用できる教科:生活・家庭科など
⇒疑問を持とうという呼びかけから始まり、食品ロスのトピックに関し、「なぜ」「自分ならどのように思うか」と質問することで、先進国の生活そのものが食品ロスを生み出す仕組みになっていることを理解し、持続可能な「食」を自分事として考えられる教材です。
●「住」から考える
「誰にとっての「騒音」?~住む視点から「多文化共生」を考える~」
テーマ:多文化共生
対象:小学校高学年~中学生
活用できる教科:総合的な学習の時間・道徳・外国語(活動)など
⇒2021年度のJICA東京主催教員向け研修に協力いただいた川口市の芝園団地の例を活用し、異文化との接触を通じて他者を客観的に捉えることや、多文化共生のための想像力を身につけることを目的とした教材です。
身近なトピックだからこそ、振り返って考え直す機会も多くなるのではないでしょうか。
このそれぞれのワークをプリントし、ラミネートされたものが、教育センターの地球ひろばサテライト展示にあります。ワークを紹介しているパネルには、製作者それぞれのコメントが記載され、ワークのねらいや目的についてもふれています。
ご興味のある方は、サテライト展示にお越し頂き、実際にご覧頂ければと思います。
JICA東京「教材紹介・貸出(国際協力・SDGs・多文化共生を考えるために)」
【ダウンロードできる教材】
★言葉の多様性アクティビティ
JICA東京の教師海外研修に参加された教員(秦さやか先生)が制作した教材です!
多文化共生だけでなく、
「当たり前」の気付きへ繋げられ、視野が広がる教材です。
※解説をご覧下さい。
→ diversity_of_words_01.pdf (jica.go.jp)
◎多言語あいさつカードを使用したアクティビティは5分程度で実施できるので、アイスブレイクとしても使用できます。
◎そして多言語あいさつカードの枚数や言語数をアレンジすることで、対象人数に合わせたアクティビティが可能です。
多言語挨拶カードはこちら→ diversity_of_words_03.pdf (jica.go.jp)
◎スライドを使用することで、「世界の多様なことば」を通して、多文化共生についてより理解を深められます。
スライドはこちら→小学校外国語活動研修(diversity_of_words_02.pdf) (jica.go.jp)
よろしければ是非、JICA東京のHPに掲載されている教材をご覧下さい。
URLはこちら
https://www.jica.go.jp/tokyo/enterprise/kaihatsu/material/index.html
「総合的な学習(探究)の時間のアイディア集」がPDF化!
JICA東京のHP「開発教育支援事業」では、開発教育支援プログラム(出前講座・教師海外研修・教材の紹介や貸出等)を紹介しています。
その中で、今回は教材の紹介ページに掲載されている「総合的な学習(探究)の時間アイデア集」のPDF版をご紹介いたします。
ページはこちらから → https://www.jica.go.jp/tokyo/enterprise/kaihatsu/material/index.html
4つのテーマがあり、どのテーマを取り出してもよい教材になっています。
総合的な学習(探究)の時間で、国際理解教育/開発教育/ESDをどのように進められるか、学習指導案・ポイントをまとめたアイディア集です。
授業で取り上げたい内容を選び、必要な範囲を取り出して授業を行え、更に本誌に記載されているQRコードでフォトランゲージやロールプレイ等、指導に関する様々な情報も得られます。
それぞれの内容を学び、最終的には「ジブンゴト化」(課題を自分事として捉え、考察する等)できるよう構成されています。
ご興味のある方は、是非ご覧下さい。
【 JICA東京ホームページ → https://www.jica.go.jp/tokyo/index.html 】
JICA地球ひろば 先生のお役立ち教材の紹介
JICA地球ひろばHPには「先生・生徒のお役立ちサイト」があり、先生方の授業づくりや児童生徒のみなさんの学習に役立つ資料が多く掲載されています。
今回は、その中の一つである「SDGs(持続可能な開発目標)を学べる教材」をご紹介します。
【SDGs(持続可能な開発目標)を学べる教材「SDGsカード」】
17のゴール1つ1つがカードになっています。
〈使い方の例〉
・グループごとに17枚のSDGsカードを並べながら「大切だと思うゴール」の順位付けする。
・電気のスイッチやゴミ箱等に関連するカードを貼って、掲示物として活用する。
【冊子教材「共につくる 私たちの未来」】
各ゴールについて、関連データや最初の一歩となる問いが掲載してあります。
巻末に「SDGsサイコロ」と「SDGsシート」がついています。
〈使い方の例〉
・グループでSDGsサイコロをふって、出た目のゴールについて自分たちのできることを考える。
・校内をあるそれぞれのゴールに関わる課題や良い取り組みを、SDGsシートに記入しながら、実際に歩いて探す。
どちらも印刷してすぐ使用でき、様々な使い方ができる教材となっています。授業でSDGsについて扱う際に活用してみてはいかがでしょうか。
他にも色々な教材をHPにて紹介しています。
また、実際に教材を使った授業実践事例も紹介しています。
授業実践紹介vol.7 「持続可能な暮らしへ 物やお金の使い方~環境と人権を大切にする地球市民になろう~」
授業実践紹介vol.8 「国本小学校×サミットストア 喜多見にSDGsの意識を広めよう!」
授業実践紹介vol.8続編「スーパーに展示?!学年全体でポスターに!SDGs学習アウトプット方法!」
ご興味のある方は、是非ご覧ください。