7月1日(水)、新規採用養護教諭研修会を開催しました。
当日は、35名の新規採用養護教諭が参加し、救急体制の整備や合理的配慮の必要性について等、協議や演習を通して理解を深めました。また、グループ活動を通して、実践的な知識や支援の在り方について学ぶ機会となりました。
【救急体制の整備】
自校の危機管理について課題を出し合い、具体的な解決策について協議しました。校種や児童生徒数によって抱える課題は異なりますが、それぞれの実践や課題に共通する視点を見いだしながら話し合いを行うことで、解決に向けた新たな気付きや手立てを得ることができました。
【合理的配慮を踏まえた養護教諭の役割】
児童生徒理解を深めるために、子供の困難さを疑似体験する演習を実施しました。
方法として、指先を余らせて軍手を着用し、ワークシートにシールを貼る体験をしました。受講者は、素手でシールを貼るときと軍手をはめて貼るときの指先の感覚が大きく異なることや、細かな作業に時間を要する場合があることを、実感を伴って学ぶことができました。
☆受講者の感想☆
・まわりのペースについていけなくて孤独を感じる等、不安感を理解できた気がしました。
・一生懸命やっているのに、「もっと頑張って」と言われると、いやな気持になると理解できたので、子供たちへの言葉がけに気を付けていきたいと思いました。
指示を聞いて折り紙を折る活動では、聴覚情報だけで内容を正しく理解することの難しさを実感しました。また、言葉による説明だけでなく、視覚的な情報を併せて示すことの重要性について学ぶことができました。
特別な配慮を必要とする児童生徒への支援や、多様性を踏まえた指導の重要性は、今後ますます高まっていくことが考えられます。
今回の研修では、さまざまな体験活動を通して子供たちの立場や視点に立って考えることの大切さを学ぶことができました。また、明日からの教育実践に生かすことのできる具体的な視点や支援の在り方について理解を深めることができ、大変有意義な研修となりました。