センターニュース
教育DX担当を新設しました!!
令和4年度より、総合教育センターでは、新たに「教育DX担当」を設置いたしました。
「DX」とは、デジタル・トランスフォーメーションの略で、デジタル技術を用いて、人々の生活をより豊かにするための「変革」をいいます。
当センターの「教育DX担当」は、目指す学習の姿、目指す校務の姿の先進的事例の提示や、ICT(デジタル)技術を活用した教育活動の「変革」を促進し、学校現場のDX推進、DX人材の育成の手助けを行ってまいります!!
JICAコーナーの紹介
一般研修棟1階にはJICAコーナーがあります。
写真や資料などが展示されており、レイアウトも工夫されています。
センターにお越しの際には、ぜひ足を運んでください。
当センターではJICAとの連携を行っています。詳しくはこちらのページご覧ください。
JICA講演会「あなたならどうしますか?」~緒方貞子さんから何を学び、どう生きるか~ in 熊...
JICAの御協力で標記講演会を9月25日(月)に熊谷女子高校にて実施します。
講演会に向けて緒方貞子さんを紹介するパネルの展示をさせていただきました。
熊谷女子高校 3階 図書室前
図書室内の緒方貞子さんに関する書籍も合わせて展示していただけました。
5経験者研修「異校種授業研究会」を実施しました。
9月12日(火)に行田市立西中学校を会場に、異校種授業研究会(主催:行田市教育委員会)を実施しました。
この研修は、異なる校種の教員が授業研究を通じて、児童・生徒の発達段階に応じた教育内容や方法について、相互理解を深めるとともに、授業力を向上することをねらいとしています。
主な研修内容としては、公開授業参観(全クラス)、研究授業参観(数学)、研究協議、講義「小中の系統とキャリア教育」です。
研究協議では、公開授業および研究授業の内容を踏まえ「小中高の接続を意識した教育活動」や「主体的・対話的で深い学びの充実について」をテーマに、それぞれの校種やこれまでの経験を基に、会場校での指導の視点や授業の様子などを中心に、各校でどのように活かしていくのかなどについて活発に協議を行いました。
この研修を契機に、受講生の皆さんには、児童・生徒のより良い成長と学びのため、異校種との連携を図ってもらいたいと思います。
なお、異校種授業研究会は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校(計55校(園))を会場に9月上旬から11月下旬にかけて実施します。9月12日は埼玉県立熊谷特別支援学校においても実施しました。
高等学校初任者研修(第2回)
4月13日(水)に、高等学校の初任者研修がセンターにて実施されました。
昨年度までは新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの研修がオンラインでの実施となり、実際に初任者同士が顔を合わせて研修を行う機会がほとんどない状態でした。今年度もいまだ楽観できない状況ではあるものの、十分に対策をこらして、集合しての研修を実施しました。特に今回は、各研修室の人数をおさえて空間を十分に確保したり、天気にも恵まれたので窓も大きく開けながら実施することができました。
←朝の受付での検温 ←講義の様子
午後は「チーム力向上」をテーマに、クラス開きなどで人間関係を円滑にするための手法を実際に体験する研修を、初任者の先生方の交流もかねて実施しました。
←自己紹介中! ←各々の目標を書きます
先生方には感染予防対策に十分に協力していもらいながらの実践となりました。
マスク越しではありますが、このようにお互いが同じ空間で何かを共有するような場面を作ることの大切さを改めて感じることができました。このような研修が普通にできることがいかに素晴らしいことかを忘れず、1日も早い終息を願い、予防と実践のバランスを取りながら、これからも効果的な研修内容の提供と実施を目指していきたいと思います。
先生方、お疲れさまでした!
小・中学校初任者研修第9回研修が行われました。
小・中学校初任者研修第9回研修(非集合型研修)が行われました。
特に小学校の方では、理科・図工・音楽を学ぶ日であり、非集合型研修の特色を生かした研修を実施いたしました。
【理科の配信の様子】
【音楽の配信の様子】
【図工の配信の様子】
今年度も第9回まで研修を終えました。
次回からの小・中学校初任者研修では、センターでの集合型研修が続きます。
受講者の皆様にとって、学び多き研修となるよう努めていきたいと思います。
新登場!特別支援教育研修~つながるTひろば~
「特別支援教育を学びたいけれど、時間がない。」「相談したいけど、相談できる人が近くにいない」「新担当ではないので研修の場がない。」「大学の先生の講義を受けてみたい!」これらにあてはまる先生方、待望の新しい専門研修が登場しました!
いつでも
オンデマンド(国立特別支援教育総合研究所の「学びラボ~特別支援教育eラーニング~」)で理論を学ぶことができる!
どこでも
・所属からオンラインで大学の先生の講義が受講できる!
(8月9日「知的障害」・「自閉症」・8月3日「発達障害」・「インクルーシブ教育の推進」※希望者)
・オンラインで所属からミーティングに参加し情報交換ができる!(9月28日、11月22日、1月31日の3回)放課後1時間程度
・研修情報サイト、Googleフォームを活用した情報提供、相談ができる!
誰でも
特別支援学級担任、通級指導教室担当者で2年以上の経験がある方
小・中学校、高等学校で通常の学級を担任していて、特別支援教育に興味関心のある方
特別支援学校の教員で、小・中学校、高等学校の特別支援教育に興味関心のある方
〇研修参加の申込み
参加申込みは所属長の承認を得たうえで学校支援コミュニケーションサイトからお申し込みください。
学校支援コミュニケーションサイトにログインしてからの申し込みになります。
なお、ログインには別途学校宛に通知したユーザID・パスワードが必要です。
(※平成30年4月6日付け「総セ第632号」で再通知いたしました学校支援コミュニケーションサイトのユーザーIDおよびパスワードをご利用ください。)
〇申込み締切り
令和4年5月20日 (金曜日)予定→令和4年6月20日 (月曜日)までに延長しました
※先着順として定員になり次第、締め切らせていただきます。
「研修案内」をHPに掲載しています!
「研修案内」には、「教員等の資質向上に関する指標」に係る自己評価シートを掲載しました。
総合教育センターは、「未来を育てる知の拠点」をミッションとして、ライフステージに応じた総合的・体系的な研修を提供しています。
皆さまの積極的な受講をお待ちしています!
【中学校・社会科】5年経験者研修を実施しました
9月22日(金)に、中学校5年経験者研修の教科別の研修を実施しました。(一部教科は別日程で実施)
この研修は、教科等の指導に関する専門性を高めることなどをねらいとしています。中学校社会科では、午前は県立文書館、午後はさいたま地方裁判所(ともにさいたま市浦和区)を会場に実施しました。
午前中に研修を行った県立文書館は、埼玉県地域の中近世から近現代に及ぶ古文書類、明治初年以来の県の行政文書(公文書)・行政刊行物のほか、県域を中心とした地図・航空写真、『新編埼玉県史』編さん時の収集資料、埼玉新聞社撮影の戦後報道写真など、130万点を超える記録資料を収蔵しています。当日は、「外部機関を活用した授業づくり」として職員の方から講義・演習を行っていただきました。貴重な実物資料に触れながら、授業における資料活用などについて考えました。
午後は、さいたま地方裁判所へ赴きました。裁判所では、裁判官の方から解説をしていただきながら、実際の法廷を見学しました。さらに模擬裁判を行い、法廷での裁判を体験する機会をいただきました。体験後には受講者の質問にも答えていただいたりしました。
実習後には受講者から、「今後の授業実践に生かせる有意義な研修となった。」「歴史的資料の魅力や効果的な活用方法を学ぶことができた。」「法廷に入って模擬裁判ができたことは貴重な経験となった。」といった声があり、充実した研修となりました。
県立文書館・さいたま地方裁判所の皆様、研修に御協力いただき、ありがとうございました。
「令和4年度生徒指導・教育相談上級研修会」が始まりました!
4月27日(水)、令和4年度第1回生徒指導・教育相談上級研修会が行われました。この研修会は、生徒指導・教育相談中級研修会又は学校カウンセラー養成中級研修会修了者の中から選考された者を対象としており、今年度は48名の受講者 となりました。研修の目的は、①学校や地域における生徒指導・教育相談の中核を担うため、質の高い生徒指導・教育相談の推進に必要な理論や技法・態度を習得する②県や地域における研修会等の指導者として活躍できるよう、生徒指導等の諸課題へ対応できる高い指導力や実践力、児童生徒の「学び」をコーディネートする力を身に付ける、となっています。1月24日までの全11回で行われます。
【入試情報】
令和4年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況【確定版】を掲載しました。
研修生の皆さん、屋上庭園で一息入れてください。
センターには、小規模ですが「屋上庭園」があります。
いくつかベンチも置いてあります。
夏も終わり涼しくなってきましたので、天気の良い日には、研修の合間に是非ご利用ください。
【庭園は2階と3階に分かれています】
<庭園の様子①> 2階部分
ベンチもあります。
階段から3Fに登れます。
<庭園の様子②> 3階部分
緑に囲まれ、ウッドデッキ風です。
<庭園入口> 2階:一般研修棟と専門研修棟の渡り廊下
扉の鍵を開け、階段を上ると庭園に出られます。
毎日センター内を清掃して皆さんの来所をお待ちしています!
研修や相談等で来所された皆様が、気持ちよく施設を利用いただけるよう、
毎日センター内を清掃しています。
各研修室の研修机も清掃しています。
もちろん、コロナウイルス感染予防対策も万全を期しています。
どうぞ安心して御利用ください。
小学校初任者研修 第2回研修会 Bグループ(5月6日)の実施
第1回に引き続き、非集合型で研修会を実施しました。
研修では、学級経営・学級づくりにについての講義や道徳について魅力ある授業づくりなどについて講義が行われました。
体育の講義では、チャットに現在の体育授業の悩みを入力してもらい、講義の中で参考になるような話をするなど、受講者が聞いてみたいことに触れながら講義を進めていました。これは、オンライン研修の良さだと思います。
次回は集合しての研修を予定しています。初めてのセンターでの研修で、同期と顔合わせができます。非常に楽しみですね。
【 教職課程(中・高 家庭科)を学ぶ女子栄養大学4年生が来所しました! 】
10月6日(金)教職実践演習の授業の一環として、女子栄養大学 栄養学部 保健栄養学科 教職課程コースで学ぶ4年生18名が来所し、埼玉県立総合教育センターや埼玉県の家庭科教育について学びました。
[総合教育センター概要について]
[連携事業(JICA)について]
[展示ブースにて]
[家庭科指導について]
教員は、未来をつくる子どもの成長に寄与できる素晴らしい仕事です。
「教育は人なり」 これから教員になる皆さん!何事にも前向きに挑戦し、学び続ける教員になってください。
みなさんの未来に期待しています。
未来を拓く「学び」プロジェクト指導主事研修会を実施しました
4月25日(月)に、教育局に今年度着任した指導主事を対象に、未来を拓く「学び」プロジェクト指導主事研修会を実施しました。 本プロジェクトは、生徒の「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、「知識構成型ジグソー法」の手法を用いて、協調学習による授業改善を目指す取り組みです。埼玉県ではCoREF(一般社団法人教育デザイン研究所CoREFプロジェクト推進部門)と連携し、研修にも取り入れています。
当日は、CoREFから飯窪先生と齋藤先生を講師としてお招きし、生徒の「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業づくりの視点について確認しました。
← 指導主事として改めて講義を受けます
← 講義後、知識構成型ジグソー法を体験!
参加した指導主事は、「知識構成型ジグソー法」について研修を実施し、自分で考え、対話を通じてどのように理解を深めていくかということを生徒の目線に立って体験することで、改めて「学び」のイメージを共有し、理解を深めました。
あわせて、事務局である高校教育指導課の指導主事とセンターの教科担当指導主事とで、今後の運営方法などについて共通理解を図るとともに、情報交換を行いました。
この研修会をとおして、知識構成型ジグソー法の本質に触れるとともに、指導主事同士の担当を超えた交流を図ることができました
高等学校初任者研修(第3回)教科別研修Ⅰ
5月最初の高校初任者研修は、それぞれ専門教科ごとに分かれての「教科別研修」を実施しました。
各研修室では、講師による教科の専門性に関する講義があったり、経験豊富な先生から授業実践の方法についてお話しいただいたりと、各教科とも工夫を凝らした内容で熱心に講義が進められました。
また、初任者同士での研究協議や話し合いでは、持ち寄った各自の抱えている疑問や悩みを出し合う場面もありました。同じ教科ということもあり、有意義な意見交換や情報共有ができた1日でした。
教育DX担当の紹介
令和4年度より、総合教育センターでは、新たに「教育DX担当」を設置いたしました。
日々
ICTを活用した研修の推進やオンライン研修のサポート、
ICT技術を活用した教育活動の「変容」「変革」の促進などに取り組んでいます。
引き続き
「目指す学習の姿・目指す校務の姿の先進的事例の提示」「ICT(デジタル)技術を活用した教育活動の変革を促進」「学校現場のDX推進」「DX人材の育成」の手助けを行ってまいります。
※「DX」とは、デジタル・トランスフォーメーションの略で、デジタル技術を用いて、人々の生活をより豊かにするための「変革」をいいます。
新課程科目「公共」と接続した活動について取材しました
総合教育センターでは、各科目の実践や社会と結びついた学習など、特色のある取組を調査し紹介しています。
所沢西高校では、現在、2年生の3名がリアビズ(高校生模擬グランプリ)2023に参加しています。昨年度「公共」で学習した「経済分野」などの内容を、自分たちで実際に会社を運営することで、社会におけるリアルな学びへ深めています。同校は、第一次審査を突破して最終審査へと進み、現在、自分たちで企画した商品の販売を行っています。
◆詳細はこちら 所沢西高校HP:https://tokonishi-h.spec.ed.jp/
リアビズに参加して模擬会社茶々を立ち上げた3名の生徒にお話を伺いました。
Q 「公共」の授業で学習したことが、今回の取組にどのように活用されていると感じていますか?
〇需要や供給、均衡価格などの知識が、商品の価格設定を考える上でとても役立った。
〇国際社会の分野でSDGsに関する学習を行ったことで、商品の付加価値を検討する際に自分たちならではの視点を
見つけることが出来た。
〇授業で行ったプレゼンテーション(商品案の企画・発表)を経験して、自分たちで一から作る楽しさや、斬新なア
イディアを考える面白さを感じることが出来た。
Q 活動を通じて経験したことの中で、どのようなことが印象に残っていますか?
〇一次審査で、自分たちの商品の独創性が社会人の審査員から評価されて嬉しかったが、一方で、実用性などの具体
的な課題点を指摘されて焦りを感じた。
〇商品の仕入れ先を探すときに、実際にメールや電話で連絡をしてとても緊張した。断られたこともあり決まらない
不安も大きかったが、引き受け先が見つかりとても安心した。
〇最終審査に残った学校を対象としたセミナーの中で、損益分岐点といった新たな知識を学ぶことが出来た。
Q 最終審査のプレゼンでは、どのようなことを伝えたいですか?
〇埼玉県の名産品を商品に使用している(狭山茶の茶殻・小川和紙)。自分たちの考えた商品を通じて、もっと多く
の人に埼玉について知ってもらいたい。
〇私たちの思いが形になるまでのストーリーを、ぜひ多くの人に伝えたい。
〇「蓄光」という視点へのこだわりや、顧客に合わせて商品の「花の色」や「容器」を変えている工夫を見てほし
い。
この後は、10月中の商品販売を終えたのちに、最終審査における利益率や商品のプレゼンテーション等で結果が決まります。
お忙しい中でお話をお伺いした生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
★所沢西高校の生徒が企画した商品
商品の説明はこちら
★商品についての説明
第3回 新規採用栄養教諭等研修
5月18日に第3回新規採用栄養教諭等研修が行われました。今回は3つの講義を受講しました。
1つ目はカウンセリングについてお話をいただきました。カウンセリングの基礎的な内容の講義と演習を行いました。演習では講師の先生が内容を栄養教諭に照らし合わせていただき、受講生もより実践的に学ぶことができました。
2つ目は献立に関するお話をいただきました。講師の先生による日常的な取り組みが数多く紹介されました。児童生徒がおいしく食べられるような味付けの工夫、各教科と関連した食材を献立に入れる工夫、国内外の郷土料理や地場産物を取り入れる工夫、また毎日給食を調理してくださる調理員さんの様子を動画を用いて児童に発信している様子など、どれも参考となる事例を学ぶことができました。
3つ目は食中毒についてのお話をいただきました。講師の先生の専門的な知見から大変興味深いお話が数多くありました。豊富な事例を通じ、その原因や対策についてわかりやすく学ぶことができました。
どの内容も日々の実践に結びつく内容であり、有意義な研修を行うことができました。