センターニュース

特定研修「小学校理科指導力向上研修会」「道徳教育推進者養成研修会」

 6月26日(金)、当センターでは「小学校理科指導力向上研修会」と「道徳教育推進者養成研修会(B班・第1日)」を実施しました。

 理科の研修では、演習「理科授業の工夫・改善」において、問題解決の過程を踏まえた授業づくりのポイントを確認しました。その後、3グループに分かれ、「粒子」「エネルギー」「生命・地球」の3領域をローテーションで実習し、観察・実験を通じて、児童の思考を深める指導の工夫を体験的に学びました。

 道徳の研修では、講義・協議「道徳教育推進教師の役割について」において、教科化の背景を踏まえながら、受講者が自校の実態と重ね合わせて理解を深めました。また、班別協議では、各自が選んだ自校の課題について活発に意見を交わしました。

 それぞれの研修で学んだことを、各校の理科の授業づくりや道徳教育の充実に生かしていってほしいと思います。

花丸 【専門研修】未来を創るSTEAM教育研修会

 この研修会は単なる知識習得ではなく教科を超えて社会課題に取り組む、実践的な学びを実現できるようにする研修会です。

 

「STEAM」の意味は、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)を統合した学習アプローチのことです。

 

 2050年に日本の人口が1億を下回る中、予測困難な時代が訪れます。

「既知の知識だけでなく、未知の問題に対応する力が必要」

「社会課題と自分たちの学びを結びつける経験が重要」

と言われています。STEAM教育は、このような力を育成する有効な手段です。

 

 今回の研修会では講師2名をお招きしました。

①久喜小学校の実践紹介(講義のポイントのみ掲載)

・わくわくする体験の充実

・教科で学び、共創で活用

・子どもの問いを大切に、単元を柔軟に設計し直す

 

②「STEAM教育とは・・Aの意味」

従来のSTEM教育にアート(A)を加えることで、技術力だけでなく創造性や表現力を育成することで、新しいものを生み出す力が必要とされています。これに関する講義と演習を行いました。

 

今回の研修を通じて、

・「何を知っているか」から「何ができるか」へ
・「教わる学び」から「自ら問う学び」へ
社会課題と自分たちの学びを、実感的に結びつけられる生徒を育成する教員として、今後も活躍してほしいです。

  

情報処理・パソコン 【専門研修】授業で使えるICT研修会

 本研修は、2名の講師をお招きして講義及び演習を行いました。

 

 午前中は生成AI の利活用について、講義及び演習を行って頂きました。

 教員の業務負担軽減と児童との関係構築時間の創出を目的とした実践的なワークショップです。また、すぐに授業で活用できるツールの使い方を、具体的な事例を交えながら学びます。

生成AIの基礎知識と活用事例
「文章作成(たたき台作り)」 、「企画・アイデア出し」、「整列・データ管理」

以上の内容に関する例も挙げていただきながら、講義と演習を行いました。 

  • ゼロから書かない「お便り・連絡文」自動作成
  • 1人で悩まない「授業準備のパートナー」
  • 膨大な文字を一瞬に「データの分析」

  活用上の注意点・リスク管理の点で、
「個人情報の厳格管理」、「ファクトチェック(事実確認)」、「著作権への配慮」があります。

AIだけを信じず必ず自分の目で確認をする必要があります。

 

午後はの研修は「Scratchを活用したプログラミング体験を行いました。」

  • Scratchの基礎 ~ ビジュアルプログラミングの体験
  • 機械学習 & AI の歴史 ~ 基礎知識の習得
  • AI拡張機能の体験 ~ 3つのAIツールを実践
  • プログラミング教育の新しいアプローチ ~ Agent Scratch と実践事例
  • 検証と応用 ~ 自校での活用方法を検討

以上の内容で講義と演習を行いました。

紹介を交えながら進めていただいたおかげで、受講者も抵抗感なく研修に臨めていました。

 

この研修を通して、授業改善に是非役立てて頂きたい。そして校務効率向上及び、児童生徒と向き合う時間確保に努めてもらいたいと思っています。

       

 

 

キラキラ 新規採用養護教諭 第4回研修会

7月1日(水)、新規採用養護教諭研修会を開催しました。

  当日は、35名の新規採用養護教諭が参加し、救急体制の整備や合理的配慮の必要性について等、協議や演習を通して理解を深めました。また、グループ活動を通して、実践的な知識や支援の在り方について学ぶ機会となりました。

  

【救急体制の整備】

 自校の危機管理について課題を出し合い、具体的な解決策について協議しました。校種や児童生徒数によって抱える課題は異なりますが、それぞれの実践や課題に共通する視点を見いだしながら話し合いを行うことで、解決に向けた新たな気付きや手立てを得ることができました。

 

【合理的配慮を踏まえた養護教諭の役割】

 児童生徒理解を深めるために、子供の困難さを疑似体験する演習を実施しました。

 方法として、指先を余らせて軍手を着用し、ワークシートにシールを貼る体験をしました。受講者は、素手でシールを貼るときと軍手をはめて貼るときの指先の感覚が大きく異なることや、細かな作業に時間を要する場合があることを、実感を伴って学ぶことができました。 

☆受講者の感想☆

・まわりのペースについていけなくて孤独を感じる等、不安感を理解できた気がしました。

・一生懸命やっているのに、「もっと頑張って」と言われると、いやな気持になると理解できたので、子供たちへの言葉がけに気を付けていきたいと思いました。

 

 指示を聞いて折り紙を折る活動では、聴覚情報だけで内容を正しく理解することの難しさを実感しました。また、言葉による説明だけでなく、視覚的な情報を併せて示すことの重要性について学ぶことができました。

 

 特別な配慮を必要とする児童生徒への支援や、多様性を踏まえた指導の重要性は、今後ますます高まっていくことが考えられます。 

 今回の研修では、さまざまな体験活動を通して子供たちの立場や視点に立って考えることの大切さを学ぶことができました。また、明日からの教育実践に生かすことのできる具体的な視点や支援の在り方について理解を深めることができ、大変有意義な研修となりました。