センターニュース
特別支援学校初任者研修会
令和5年度「埼玉教育」3号が発行されました!
令和5年度「埼玉教育」3号が発行されました。
今回の特集は、⑴豊かな心と健やかな体の育成、⑵異校種との円滑な連携・接続です。
巻頭言は、早稲田大学大学院教育学研究科 三村 隆男 教授
帝京大学教育学部 成家 篤史 教授 のお二人に御執筆いただきました。
是非、御一読ください。
このホームページにある、「埼玉教育」のバナーか、以下のURLから埼玉県立図書館のデジタルライブラリーへ遷移し、ダウンロードできます。
https://www.lib.pref.saitama.jp/digi/opac/switch-detail.do?bibid=2998300320
5年経験者研修 異校種授業研究会が開催されました
11月4日(火)に、5年経験者研修の一環として、熊谷特別支援学校を会場とさせていただき異校種授業研究会を実施しました。本研修は、異なる校種間(幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校・高等学校)の教育実践に触れることで、授業力の向上を図ることを目的としています。
これまで特別支援学校では、9月16日に越谷特別支援学校、9月24日に和光南特別支援学校、10月7日に本庄特別支援学校、10月14日に羽生ふじ高等学園、そして11月4日に熊谷特別支援学校で開催されています。また、11月28日には岩槻はるかぜ特別支援学校での研修が予定されています。
それぞれの会場校で、学校概要の説明や、特別支援教育についての専門的な講義、貴重な体験・見学の機会をいただき、「特別支援教育の視点を活かした授業づくり」についての熱心な協議を行っています。
受講者には学んだこと、感じたことを生かし、校種間の連携、在籍校での幼児児童生徒の発達段階や課題を踏まえた、授業改善等につなげていただきたいと思います。
中学校5年経験者研修【教科等選択コース第1日】
6月28日、中学校5年経験者研修【教科等選択コース第1日】を実施しました。国語、数学、社会、理科、外国語、技術、家庭、体育を選択した受講者が、それぞれの研修室で、講義や協議、演習等に取り組みました。とても蒸し暑い中でしたが、集中して受講していました。
国語 数学
社会 理科
技術外国語
体育家庭
【入試相談】
「令和4年度学校説明会等日程案内(令和5年度入試向け)」を掲載しました。
生徒がイキイキ!専門高校 ~県立越谷総合技術高等学校・商業編~
越谷総合技術高校(以下越総)は、工業系、商業系、家庭科系を設置する創立38年目を迎える専門高校で、各専門分野の高度な知識・技術の習得ができ、「チームで働く力を身につけた人間性豊かな産業人材」を育成する学校です。今年の流通経済科の「第36回課題研究発表会」(11月29日実施)は、高大連携で大学教授の指導講評を直接いただくことになっているとのことでした。今回は、流通経済科の中間発表会を取材しました。
高校生が、身近にある気になるテーマを本気で解決しようとする姿は、まさに「主体的・対話的で深い学びの実践」が行われていると感じました。例えば、
『学食や文化祭でのキャッシュレス決済を越総に導入できるか』といった身近なテーマ設定で、キャッシュレス決済業者と交渉した班。
『SNSマーケティングは本当に効果があるの?』といったテーマ設定で、千葉県流山市役所マーケティング課へ取材に自ら出かけ、データ分析で検証し、越総の生徒募集に結びつける提案をした班。
『地元の企業との連携事業!(ビジネスコンサルティングチャレンジ)』をテーマに、業界分析をして、企業広告のHPやパンフレットなどの具体的なアイディアを直接企業に提案をした班。
(真剣な様子で発表を聴く)
(時々笑いも交えた発表に思わず⁈)
この越総の課題研究発表会は、過去の先輩たちが残してくれた報告書から「たくさんの好奇心」を受け継いで、仮説を立て、アンケートや現地調査やデータ分析で検証、企画アイディアを提案発表するという学びの伝統があると感じました。
「みどりと生き物」の学習コンテンツ紹介
みどり自然課が作成する「みどりと生き物」の学習コンテンツを家庭学習支援サイトに掲載しました。
小学4〜6年生を対象にした埼玉県の貴重なみどりや生き物について学べる学習コンテンツです。動画を視聴したり、ワークシートを解いたりしながら楽しく学習することができます。
下記の画像からもサイトに移動することができますので、是非御活用ください。
中学校初任者研修教科別研修技術・家庭(家庭分野)を実施しました
中学校初任者研修教科別研修「技術・家庭」(家庭分野)では、「焼きハンバーグと蒸し野菜」の調理と「トートバッグ」の製作を行いました。
昨年度までは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンラインでの研修でした。そのため、令和元年以来の調理実習と製作実習となりました。
実際の生徒の立場に立って実習を行うことで、生徒への声掛けや指導方法を受講者同士が話し合っている場面も見られました。
「なぜ焼きハンバーグに塩を入れるのか。」、「なぜ焼きハンバーグを調理実習に取り入れるのか。」、「なぜ蒸し野菜をハンバーグの付け合わせに設定したのか。」、「なぜトートバッグの製作過程にまつり縫いとスナップ付けを取り入れるのか。」受講者が実習を通してその意義について深く向き合い、今後の実習に役立つ研修となりました。
【焼きハンバーグと蒸し野菜の調理実習の様子】
【トートバッグの製作実習の様子】
【入試相談】
「令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施要項・選抜要領(令和4年7月1日掲載)」を掲載しました。
令和5年度 調査研究(特別支援教育担当) 第4回研究協力委員会を実施しました
11月2日(木)に調査研究の第4回研究協力委員会を集合型で実施しました。
国立特別支援教育総合研究所の研修事業部研修企画担当主任研究員の嶋野先生をはじめ、委員の皆様の出席のもと、研究主題である「特別支援教育コーディネーターの連携と協働について」のハンドブック作成に向けた活発な意見交換が行われ、より具体的な項目内容等の共通理解を図ることができました。
併せて、研究協力委員の先生方のお力添えをいただき、自校での特別支援教育コーディネーターの取組事例を参考にしながら、特別支援教育コーディネーターの業務の見える化を研究するにあたって、より深みを増していくものとなりました。
県立総合教育センター江南支所一般公開が行われました。
11月14日(火)県民の日にセンターの一般公開が
「集まれ!センター探検隊 江南での体験が キミの未来につながる」
のスローガンのもと実施されました。
当日は天候にも恵まれ、爽やかな秋空のもと以下の体験教室が行われました。
① 建設機械教室
② お米教室
③ ドローン教室
④ けんび鏡教室
⑤ キャンドル作り教室
⑥ 草木染め教室
⑦ 動物ふれあい教室
体験教室以外にも、自然探検やスタンプラリーも実施されました。
豊かな自然に囲まれながら、体験教室を楽しむ子供たちの姿が輝いていました。
ご参加いただいた皆様、運営や広報等にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
令和5年度公立小・中学校等新任教頭研修会が行われました
令和5年度公立小・中学校等新任教頭研修会3日目が11月22日総合教育センターを会場に行われました。
今回の研修内容は、「教育改革の動向と教頭の役割」「保護者・地域への対応について」
「人事評価の実際」「学校組織マネジメント 人材育成と働き方改革」でした。
教育DXスタートアップ講座【第4日】を開催しました。
11月24日(金)に「教育DXスタートアップ講座」をオンラインにて開催し、メタバースを活用したコミュニケーションの演習を行いました。
メタバースとは、仮想空間での体験や交流を可能にする技術です。
富士ソフト株式会社の「FAMcampus」というアプリケーションを使って、メタバースの中で自分の分身(アバター)を操作し、他の受講者とコミュニケーション体験を行いました。
受講者は、メタバースの基本的な機能や操作方法を学ぶとともに、メタバースの魅力や可能性を感じることができました。
【教育資料室】今月のテーマ別資料展示のお知らせ
教育資料室では、テーマを決めて資料展を実施しています。
令和5年12月のテーマは「ICT活用と情報モラル」です。
資料リストなど、詳しくはこちらをご覧ください。→【教育資料室 資料室新着情報】
展示資料はどなたでも自由にご覧いただけます。貸出もできます。ぜひお越しください。
「『探究的な学習』に本気で取り組む学校マネジメント研修会」を実施しました
11月28日(火)オンラインにて、「『探究的な学習』に本気で取り組む学校マネジメント研修会 第5日」を実施しました。
高等学校学習指導要領改訂のキーワードとなっている「探究的な学習」について、全5回シリーズで、先進的に研究や実践に取り組んでいる講師から学び、学校づくりに生かすことを目的に行いました。
第5日は、所沢北高等学校 篠田教頭先生と春日部女子高等学校 横張教頭先生に自校の取組について御紹介していただきました。
全5回の研修で、延べ185名の県立学校管理職に御参加いただきました。
【教育資料室】 今月のテーマ別展示のお知らせ
教育資料室では、テーマを決めて資料展を開催しています。
令和4年7月~8月のテーマは「JICA東京の国際理解教育と多文化共生」です。
資料リストなど、詳しくはこちらをご覧ください→【教育資料室 新着情報】
展示資料はどなたでも自由にご覧いただけます。貸出もできます。ぜひお越しください。
高等学校初任者研修 教科別研修
11月29日(水)に高等学校初任者研修の教科別研修、第5日が行われました。
早いもので、この日が教科別での研修の最終日となりました。
写真は保健体育の様子です。午前は体育理論について、午後はラグビーについて研修を行いました。
今年度は4年ぶりに集合研修を実施することができ、充実した内容となりました。
小学校プログラミング教育研修会
7月1日(金)、小学校プログラミング教育研修会が実施されました。午前の部では、日本語版スクラッチの第一人者である阿部和広先生指導のもと講義・演習が行われました。午後の部では、事例発表と演習が行われ、演習では、実際にキットにプログラミングをして、ロボットを動かしていました。
管理職対象ICT活用研修会
7月8日(金)に専門研修「令和4年度管理職対象ICT活用研修会」をオンラインにて開催し、小中高等学校、特別支援学校の管理職70名以上が参加しました。
講師は鳥取県デジタル・シティズンシップエデュケーターで、国際大学GLOCOM客員研究員の 今度 珠美 先生です。
「デジタル・シティズンシップ教育が目指すもの」と題して講義や実践事例紹介などを行っていただきました。
一人一台端末の活用を前提とし、児童生徒が自ら考え行動し、良き社会の担い手となることを目指すこれからの教育について考える機会となりました。
生徒がイキイキ! 専門高校~県立越谷総合技術高等学校・工業編
越谷総合技術高校(前回は11月16日に商業編を掲載)の課題研究(工業系・情報技術科)を紹介します。
情報技術科では、将来のIT技術者の育成を目指し、実践的な技術を幅広く学びます。
課題研究(3年生で実施)のテーマの一つに「『鳥人間シミュレーター』の開発」があります。今年で4年目になるこのテーマは、先輩たちから継承された知識と技術を基に、自らのアイデアや新たな技術を組込み、発展させたプログラムを開発するものです。そして、地域のイベント等に出展し、人々に楽しんでもらう活動を行っています。
「鳥人間シミュレーター」は、自転車とPCを接続し、バーチャル空間を滑空する飛行機をハンドルとペダルで操縦し、飛行距離を競う体験型3Dシミュレーターです。
開発にあたっては、3Dゲーム開発ソフトと3Dグラフィックソフトを組み合わせて飛行機やバーチャル空間、動作プログラムを作成します。シミュレーターのリアリティを向上させるため、試乗、先生と共に課題の抽出、解決策の検討、修正を幾度も繰り返しました。
11月11日(土)に開催された埼玉県産業教育フェアに出展し、61名の方が体験しました。体験した方の様子や感想を踏まえ、さらに改善を図るそうです。
生徒の皆さんには、課題研究で培った技術と地域のイベントに参加して感じた思いを胸に、社会を支える技術者として活躍されることを期待しています。