センターニュース

高等学校初任者研修 食農研修を実施しました

9月24日(水)に総合教育センター江南支所(埼玉県熊谷市御正新田1355-1)にて高等学校初任者研修の「食農・環境教育体験研修」が行われました。当日は理科と工業の先生方がメインで参加しました。

本研修の目的は「『食農教育』及び『環境教育』に関する知識を身につけるとともに、体験を行うことで幅広い見識を高め、実践的指導力を養うこと」です。

 

研修プログラムは以下のとおりです。

1.全体講義「埼玉県の専門高校紹介」と「食農・環境教育の意義と進め方

2.テーマ別体験研修

  「稲作」→稲刈り体験、精米作業体験
 
稲刈りの様子

  「畜産」→牛及びポニーとのふれあい体験

ポニーの飼育に関する説明を受ける様子

  「環境調査」→水質調査(3種類)の体験と考察

水質の分析体験の様子

3.全体振り返り(意見交換)

 

受講者の先生方には、本研修を通じて体験活動の意義や仲間とのコミュニケーション作りも含めて多くのことを感じてもらったことと思います。この研修で感じたことを高校での教育活動に活かしてもらいたいと思います。

オンライン研修の裏側

オンライン研修がどのように行われているかをご存じでしょうか?

今回は8月の特別支援学校初任者研修で行いましたオンライン研修の裏側の一部を紹介します。

この日は、各分科会に分かれて、教科別の指導に関する研修を行いました。本センターのタブレット端末を写真にあるように分科会の台数分並べて、各分科会の状況を特別支援教育担当が確認しながら運営を行いました。

受講する先生方にとって実りある研修となるよう、引き続き円滑な研修運営に努めるとともに研修内容の充実を目指してまいります。

消防訓練を実施しました。

本日、センター職員の避難誘導訓練と消火訓練を実施しました。

研修実施中の火災発生を想定し、避難誘導訓練を行いました。消火訓練では、消火器の使い方を学び、実際に消火器を使って訓練を行いました。

受講生の安全確保を最優先に、万が一の事態に備え、迅速かつ適切な対応ができるよう、定期的に訓練を実施しております。

夏の研修の一コマ ~教材研究の大切さを感じる一日~

 教材研究は、教材を深く知り、子供たちにどのような力をつけさせたいかを明らかにしたうえで、どんな授業を展開しようか研究するものと言われています。初任者からベテランまで、いつも限られた時間の中で、どの先生も行っています。

夏休みの研修では、同期の先生方で一緒に教材研究をする教科がありました。この研修で聞こえてきたのは「様々な経験を積んだ同期とする教材研究は楽しい」「浅かった部分が深まった」「早速、2学期の授業で活用してみたい」など、前向きな声でした。

参加した先生方、お疲れさまでした。

総合教育センターでは、先生方が各学校での実践に活かしていただきたいと考え、様々な研修を実施しております。引き続き、学び続ける教師であってほしいと願っております。

※写真は具体物を操作しつつ、ICT機器も活用した模擬授業の一コマ

生徒がイキイキ! 専門高校の学び紹介~福祉科編~

~本日は、7月23日(水)に行われた福祉科の大会の様子をお届けします~

 「令和7年度埼玉県高校生福祉研究発表会兼関東地区福祉研究発表会予選会」

 この大会は、福祉を学ぶ高校生が日頃から学習してきた知識や技術を基礎として、様々な視点から自立生活支援の過程や方法を創造し、福祉を深く考察する力や課題発見、解決力を育成することを目指した大会です。

当日は、各校から選出された生徒実行委員が、司会や会場準備等の運営に携わり、大会全体を盛り上げていました。

[出場高校(五十音順)] 

 大川学園高校・小鹿野高校 ・狭山緑陽高校

 誠和福祉高校・戸田翔陽高校・滑川総合高校

[介護技術部門の様子]

 

[研究発表大会の様子]

 

[交流会の様子]

 

[閉会式の様子]

 

 

 

 

夏の学びを、2学期の教育活動へ

 来週の月曜日は9月1日。

 すでに新学期がスタートしている学校もあるかと思いますが、多くの学校では、児童生徒が夏休みを終え、新たな気持ちで学びを再開する時期となります。

 8月は、各種年次研修や専門研修などが実施され、県内の先生方が熱心に学ばれている姿が見られました。先生方が研修で得られた新たな知見や気付きが、2学期の教育活動の中で子供たちの学びをより豊かにすることを期待しています。

 暦の上では「処暑」を迎えましたが、日中は依然として厳しい暑さが続いています。体調を崩しやすい時期でもありますので、くれぐれもご自愛ください。

 

8月8日(金)特別支援学校中堅教諭等資質向上研修が当センターで行われました。

午前は、東京ガス星光会会長 阿久根謙司 氏をお招きして、「学校現場に活かすコーチング」というテーマでご講義をいただきました。ご講義では、コーチングとは「考え工夫する環境を作り、自発的な行動を起こさせるためのコミュニケーションマインド」であること、また、「言語化を促すこと」が重要であることなど、学校現場における実践に役立つ貴重なお話を伺うことができました。

午後は、「アサーション演習」、「事例研究S方式」を実施し、参加者同士による熱心な協議が行われました。本研修で得た学びが、今後の教育活動を通じて子供たちに還元されることを願っております。

 

第2回「埼玉県の教育を知ろう」大学生のためのセンター見学会

「埼玉県の教育を知ろう」というテーマで県内の大学生に向けて、センター見学会を実施しました。

本日の見学会では、県内の大学2年生から大学4年生の学生が参加しました。

大学生が、真剣な眼差しで、話を聴いたり、メモを取ったりする姿が印象的でした。

大学4年生は、いよいよ採用試験が近づいてきましたね。

教員は未来を育てる素敵な職業です。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。

情報処理・パソコン 令和7年度「オンライン連携講座」をセンターより配信

県教育員会では、県立高校全体の教育力向上を図るため、県教育委員会が指定する高校等が開設する大学進学希望者等を対象とした講座に、希望する全県立高校の生徒がオンラインにより参加できるようにすることで、生徒の進路実現に資する取組を実施しています。

 

県立総合教育センターでは遠隔授業を行う研究拠点として、所内での配信練習の実施や他県への視察を行うなど取組を進めております。埼玉県の児童・生徒にとってより良い教育環境を構築できるよう、今後も研究を進めてまいります。