センターニュース

夏の学びを、2学期の教育活動へ

 来週の月曜日は9月1日。

 すでに新学期がスタートしている学校もあるかと思いますが、多くの学校では、児童生徒が夏休みを終え、新たな気持ちで学びを再開する時期となります。

 8月は、各種年次研修や専門研修などが実施され、県内の先生方が熱心に学ばれている姿が見られました。先生方が研修で得られた新たな知見や気付きが、2学期の教育活動の中で子供たちの学びをより豊かにすることを期待しています。

 暦の上では「処暑」を迎えましたが、日中は依然として厳しい暑さが続いています。体調を崩しやすい時期でもありますので、くれぐれもご自愛ください。

 

8月8日(金)特別支援学校中堅教諭等資質向上研修が当センターで行われました。

午前は、東京ガス星光会会長 阿久根謙司 氏をお招きして、「学校現場に活かすコーチング」というテーマでご講義をいただきました。ご講義では、コーチングとは「考え工夫する環境を作り、自発的な行動を起こさせるためのコミュニケーションマインド」であること、また、「言語化を促すこと」が重要であることなど、学校現場における実践に役立つ貴重なお話を伺うことができました。

午後は、「アサーション演習」、「事例研究S方式」を実施し、参加者同士による熱心な協議が行われました。本研修で得た学びが、今後の教育活動を通じて子供たちに還元されることを願っております。

 

第2回「埼玉県の教育を知ろう」大学生のためのセンター見学会

「埼玉県の教育を知ろう」というテーマで県内の大学生に向けて、センター見学会を実施しました。

本日の見学会では、県内の大学2年生から大学4年生の学生が参加しました。

大学生が、真剣な眼差しで、話を聴いたり、メモを取ったりする姿が印象的でした。

大学4年生は、いよいよ採用試験が近づいてきましたね。

教員は未来を育てる素敵な職業です。ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。

情報処理・パソコン 令和7年度「オンライン連携講座」をセンターより配信

県教育員会では、県立高校全体の教育力向上を図るため、県教育委員会が指定する高校等が開設する大学進学希望者等を対象とした講座に、希望する全県立高校の生徒がオンラインにより参加できるようにすることで、生徒の進路実現に資する取組を実施しています。

 

県立総合教育センターでは遠隔授業を行う研究拠点として、所内での配信練習の実施や他県への視察を行うなど取組を進めております。埼玉県の児童・生徒にとってより良い教育環境を構築できるよう、今後も研究を進めてまいります。