センターニュース

【中学校・社会科】5年経験者研修を実施しました

9月22日(金)に、中学校5年経験者研修の教科別の研修を実施しました。(一部教科は別日程で実施)

この研修は、教科等の指導に関する専門性を高めることなどをねらいとしています。中学校社会科では、午前は県立文書館、午後はさいたま地方裁判所(ともにさいたま市浦和区)を会場に実施しました。

午前中に研修を行った県立文書館は、埼玉県地域の中近世から近現代に及ぶ古文書類、明治初年以来の県の行政文書(公文書)・行政刊行物のほか、県域を中心とした地図・航空写真、『新編埼玉県史』編さん時の収集資料、埼玉新聞社撮影の戦後報道写真など、130万点を超える記録資料を収蔵しています。当日は、「外部機関を活用した授業づくり」として職員の方から講義・演習を行っていただきました。貴重な実物資料に触れながら、授業における資料活用などについて考えました。

 

午後は、さいたま地方裁判所へ赴きました。裁判所では、裁判官の方から解説をしていただきながら、実際の法廷を見学しました。さらに模擬裁判を行い、法廷での裁判を体験する機会をいただきました。体験後には受講者の質問にも答えていただいたりしました。

実習後には受講者から、「今後の授業実践に生かせる有意義な研修となった。」「歴史的資料の魅力や効果的な活用方法を学ぶことができた。」「法廷に入って模擬裁判ができたことは貴重な経験となった。」といった声があり、充実した研修となりました。

県立文書館・さいたま地方裁判所の皆様、研修に御協力いただき、ありがとうございました。

小・中学校初任者研修第9回研修が行われました。

小・中学校初任者研修第9回研修(非集合型研修)が行われました。
特に小学校の方では、理科・図工・音楽を学ぶ日であり、非集合型研修の特色を生かした研修を実施いたしました。

 

  【理科の配信の様子】

  【音楽の配信の様子】 

 
    【図工の配信の様子】

今年度も第9回まで研修を終えました。
次回からの小・中学校初任者研修では、センターでの集合型研修が続きます。
受講者の皆様にとって、学び多き研修となるよう努めていきたいと思います。

5経験者研修「異校種授業研究会」を実施しました。

9月12日(火)に行田市立西中学校を会場に、異校種授業研究会(主催:行田市教育委員会)を実施しました。

この研修は、異なる校種の教員が授業研究を通じて、児童・生徒の発達段階に応じた教育内容や方法について、相互理解を深めるとともに、授業力を向上することをねらいとしています。

主な研修内容としては、公開授業参観(全クラス)、研究授業参観(数学)、研究協議、講義「小中の系統とキャリア教育」です。


研究協議では、公開授業および研究授業の内容を踏まえ「小中高の接続を意識した教育活動」や「主体的・対話的で深い学びの充実について」をテーマに、それぞれの校種やこれまでの経験を基に、会場校での指導の視点や授業の様子などを中心に、各校でどのように活かしていくのかなどについて活発に協議を行いました。

この研修を契機に、受講生の皆さんには、児童・生徒のより良い成長と学びのため、異校種との連携を図ってもらいたいと思います。

なお、異校種授業研究会は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校(計55校(園))を会場に9月上旬から11月下旬にかけて実施します。9月12日は埼玉県立熊谷特別支援学校においても実施しました。

JICA講演会「あなたならどうしますか?」~緒方貞子さんから何を学び、どう生きるか~ in 熊...

JICAの御協力で標記講演会を9月25日(月)に熊谷女子高校にて実施します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会に向けて緒方貞子さんを紹介するパネルの展示をさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊谷女子高校 3階 図書室前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図書室内の緒方貞子さんに関する書籍も合わせて展示していただけました。

特別支援学校初任者研修「全体研修Ⅴ」を実施しました。

9月6日(水)に特別支援学校初任者研修をオンラインで実施しました。                             今回は、「情報モラル教育の推進」「いじめ等生徒指導上の諸課題の理解と対応」「長期欠席・不登校の理解と対応」「教師の授業力向上の取組について」といった講義を行いました。これらの講義に加えて総合教育センター高田参与(前教育長)から特別講話「初任者の皆さんに向けて」をいただきました。初任者の気持ちに寄り添いながら、今までの5か月間を振り返って自己採点してみることや、「授業がいのち」「専門性を磨く」「自分自身を磨く」、という三つの大切なことをお話しいただきました。初任者にとって、大変励みとなる言葉をたくさんいただき、「学び続けることを忘れず児童生徒一人一人に向き合い、授業、専門性、自分自身磨きに取り組んでいこうと思いました」という感想がありました。