センターニュース
令和5年度多様な生徒に寄り添う・支えるコーディネーター研修会を実施しました。
10月2日(月)にセンター集合型による「多様な生徒に寄り添う・支える高校コーディネーター研修会」を実施しました。
本研修は高等学校の特別支援教育コーディネーターに指名されている教員、又は今後指名が見込まれる教員を対象として校内支援の基礎的・実践的な研修を実施し、高等学校における特別支援教育の一層の普及・充実を図る研修です。
午前中はそれぞれ基礎コース、実践コースに分かれて、大学の先生の講義を受講しました。貴重な機会にどの受講者も真剣に聴講していました。
午後は現在高校で特別支援教育コーディネーターとして活躍されている先生方による実践発表が行われ、各校の実践に熱心にメモを取っていました。その後は体育館と体育研修室に分かれて特別支援学校のコーディネーターの先生方との交流会が行われました。地域や障害種別に用意されたブースで、説明を聞いたり、相談したりと活発な交流の場になりました。中には列ができるほど熱心に相談をしているブースもありました。
総合教育センターに彩りを ~季節を感じる花々~
爽やかな秋風が吹く季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
総合教育センターの木々の剪定や、季節のお花をきれいに飾ってくださっているのは、「チームぴかぴか&清掃員」の皆さんです。清掃活動や花壇の手入れ、研修に向けた準備やお手伝い等、いつも様々な業務を通じて、センターを支えてくれています。
[朝の清掃のひとコマ]
[埼玉史跡の博物館からの依頼:勾玉作りキットを作成中]
JICA講演会「あなたなら何をしますか?」~緒方貞子さんから何を学び、どう生きるか~ in ...
JICA東京の御協力で出張講演会を9月25日(月)に熊谷女子高校で実施しました。
その様子がJICAのHPに掲載されましたので、ぜひご覧ください。
https://www.jica.go.jp/domestic/tokyo/information/topics/2023/1518907_14652.html
令和5年度登載公立小・中学校等校長候補者研修会が行われました
令和5年10月12日、令和5年度登載公立小・中学校等校長候補者研修会が行われました。
この研修は、学校経営について研修を行うことで、校長職としての資質を育成するものです。
「人事評価について」「これからの時代の学校管理職について」「学校組織マネジメントについて」
講義、協議が行われました。受講生は熱心に講義を聞き、活発に協議をしていました。
【講義の様子】
新課程科目「公共」と接続した活動について取材しました
総合教育センターでは、各科目の実践や社会と結びついた学習など、特色のある取組を調査し紹介しています。
所沢西高校では、現在、2年生の3名がリアビズ(高校生模擬グランプリ)2023に参加しています。昨年度「公共」で学習した「経済分野」などの内容を、自分たちで実際に会社を運営することで、社会におけるリアルな学びへ深めています。同校は、第一次審査を突破して最終審査へと進み、現在、自分たちで企画した商品の販売を行っています。
◆詳細はこちら 所沢西高校HP:https://tokonishi-h.spec.ed.jp/
リアビズに参加して模擬会社茶々を立ち上げた3名の生徒にお話を伺いました。
Q 「公共」の授業で学習したことが、今回の取組にどのように活用されていると感じていますか?
〇需要や供給、均衡価格などの知識が、商品の価格設定を考える上でとても役立った。
〇国際社会の分野でSDGsに関する学習を行ったことで、商品の付加価値を検討する際に自分たちならではの視点を
見つけることが出来た。
〇授業で行ったプレゼンテーション(商品案の企画・発表)を経験して、自分たちで一から作る楽しさや、斬新なア
イディアを考える面白さを感じることが出来た。
Q 活動を通じて経験したことの中で、どのようなことが印象に残っていますか?
〇一次審査で、自分たちの商品の独創性が社会人の審査員から評価されて嬉しかったが、一方で、実用性などの具体
的な課題点を指摘されて焦りを感じた。
〇商品の仕入れ先を探すときに、実際にメールや電話で連絡をしてとても緊張した。断られたこともあり決まらない
不安も大きかったが、引き受け先が見つかりとても安心した。
〇最終審査に残った学校を対象としたセミナーの中で、損益分岐点といった新たな知識を学ぶことが出来た。
Q 最終審査のプレゼンでは、どのようなことを伝えたいですか?
〇埼玉県の名産品を商品に使用している(狭山茶の茶殻・小川和紙)。自分たちの考えた商品を通じて、もっと多く
の人に埼玉について知ってもらいたい。
〇私たちの思いが形になるまでのストーリーを、ぜひ多くの人に伝えたい。
〇「蓄光」という視点へのこだわりや、顧客に合わせて商品の「花の色」や「容器」を変えている工夫を見てほし
い。
この後は、10月中の商品販売を終えたのちに、最終審査における利益率や商品のプレゼンテーション等で結果が決まります。
お忙しい中でお話をお伺いした生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
★所沢西高校の生徒が企画した商品
商品の説明はこちら
★商品についての説明