センターニュース

令和7年度埼玉教育第3号を発行しました

特集は ①現代的な諸課題に対応するために と ②家庭・地域と連携・協働した教育の推進 です。

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ぜひ御一読ください。

 

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キラキラ 令和7年度 小・中学校初任者研修 機関研修の全日程が修了しました

県立総合教育センターで実施してきた小・中学校初任者研修の機関研修(全14回)が、本日をもって終了しました。

この研修は、教員として歩み始めた先生方が、子供一人一人の学びや成長を支えるために、授業づくりや児童生徒理解、学校での役割などについて、1年間を通して実践的に学ぶものです。

「どう教えるか」だけでなく、子供たちが自ら考え、友と対話し、学びを深めていく『主体的・対話的で深い学び』を実現するにはどのような工夫が必要なのかについても、研修を通して考えてきました。先生方自身も、理論を学びながら仲間と対話し、実践につなげようと試行錯誤する姿が見られ、その学びの在り方は、教室で学ぶ子供たちの姿と重なっていました。

研修の実施にあたっては、各学校や関係機関をはじめ、研修を御指導くださった先生方など、多くの皆さまに温かい御理解と御協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

研修を終えた先生方は、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを大切にしながら、これからもそれぞれの学校で、「学び続ける教師」を胸に、子供たちと向き合っていきます。

県立総合教育センターでは、先生方の歩みをこれからも応援しています。

初任者の先生方にエールを送る主担当








【写真1】初任者にエールを送る主担当

センターからの夕日
【写真2】研修終了後のセンターに沈む夕日

専門研修のお誘い

限られた時間の中で、効率よく指示を出したい…

専門じゃないけれど、知識や技能を身につけたい…

より専門性のある研修を専門の講師から学んでみたい…

研修を通して、新たな教員の輪を広げたい…

 

県立総合教育センターでは、様々な【専門研修】があるのをご存知でしょうか。

先日1月20日(火)には、「楽しい授業づくり」音楽科研修会Ⅱ(特別支援教育)が行われました。

校種も様々。小中高特の先生方が集まり、特別支援の視点による演習を中心とする研修を受けていただきました。

研修後は心も身体もポカポカ!笑顔でたくさんの実践のお持ち帰りができました。

 

【専門研修】は音楽以外にも様々な研修がありますので、きっとご要望にお応えできる研修が見つかるはず。

ご興味のある方は、所属校の管理職へご相談、または、来年度はプラントからも申込が可能となります。

ぜひ、お近くの先生と声を掛け合い、ご参加をお待ちしております。

 

 

歌詞のイメージを具現化手作り楽器身体表現「花」 音楽療法からのアプローチ法



高等学校初任者研修 全体研修Ⅵ 実施報告

 1月14日、高等学校初任者研修の全体研修Ⅵがオンラインで実施されました。

 今回は、人権、防災、学力向上、福祉、図書館活用、国際理解という6つのテーマを横断的に学ぶ研修で、教員としての視野を広げる機会となりました。 多角的な内容を通して、初任者の先生方が日々の実践に生かせる具体的な学びが共有されました。

  1. 人権教育の意義と指導(人権教育課 指導主事 黒瀬 玲二 様)
    人権、防災、学力向上、福祉、図書館活用、国際理解の6テーマを専門家から学び、授業改善や生徒主体の学び、学校運営に生かす視点を得る機会となりました。

  2.  防災教育と学校の危機管理(防災教育普及協会 教育事業部長 宮崎 賢哉 様)
    地域のハザードマップを活用した避難計画作成やロールプレイなど、学校現場で実践できる防災教育の手法を学びました。自治体や消防との連携、情報発信の重要性を確認し、地域と学校が協働する防災体制の構築を目指しました。授業事例や教材紹介を通じて、生徒主体の学びを促す工夫も共有されました。

  3. 学力・学習状況調査を活用した学力向上(義務教育指導課 指導主事 島田 直也 様)
    埼玉県学力・学習状況調査は、児童生徒の学力や学習状況を継続的に把握し、教育施策や授業改善に活用することを目的に実施されています。特徴は、学力の「伸び」を重視し、項目反応理論による分析で個々の成長を測定する点です。認知能力だけでなく、非認知能力や学習方略も評価し、結果は個人票や学校帳票でフィードバックされます。これにより、PDCAサイクルを通じた科学的な授業改善や、生徒の主体的・対話的な学びの促進が期待されていることを協議、講義を通じて学びました。

  4.  埼玉県の福祉政策について(福祉政策課 主幹 岡 英理 様)
    高齢化・少子化・孤独化に対応し、地域包括ケアや認知症施策、障害者支援、ヤングケアラー対策を推進。官民連携で誰もが尊厳をもって暮らせる社会を目指していることを確認しました。

  5. 学校図書の活用(伊奈学園総合高等学校 司書 太田 佳那 様)
    学校図書館は学校教育に欠かせない基礎設備であり、生徒だけでなく教員も利用対象です。教育課程の展開に寄与することが最も重要な役割で、授業に役立つ多機能型のツールとして活用できます。司書と教員が協力すれば、授業の可能性は大きく広がります。まずは図書館に足を運び、司書と相談することが活用の第一歩であることなどをご教授いただきました。

  6. 国際理解について(JICA東京 国際協力推進委員 橋本 流詩亜 様)
    出前講座、地球ひろば見学、SDGs教材・動画などの実践リソースを紹介。国際事例を比較素材として位置づけ、地域課題を共有し、教育への活用を提案されました。

 教員は、生徒に最も近い存在だからこそ、幅広い視点を持つことが求められます。今回の研修では、6つのテーマを学ぶことで、教員としての視野を広げる貴重な機会となりました。特に、人権や防災、福祉といった内容は、学校現場で日常的に直面する課題であり、迅速かつ適切な対応が求められます。また、図書館の活用や国際理解は、生徒の主体的な学びを促し、グローバル社会で生きる力を育むうえで欠かせない要素です。今回の研修を通じて、初任者の先生方は、こうした多様な視点を授業や学校運営に生かすための具体的なヒントを得られたのではないでしょうか。

 高等学校初任者研修も残り2回となりました。先生方は、学校現場に慣れ、より教員らしい表情になってきたように感じます。今回の学びを糧に、次年度からさらに専門性を高め、生徒一人ひとりの成長を支える存在として活躍されることを心より願っています。

「選択と自己調整のある単元づくり」~社会科の授業力を高める専門研修会より~

令和7年12月25日に、大妻女子大学 家政学部 児童学科児童教育専攻 教授 澤井 陽介 先生をお招きして、標記の研修会を実施しました。

 

午前の講義では、澤井先生から、多くの示唆をいただきました。(こちらはその一部です)

「課題を一方的に押し付けることなく、子供の納得感をもって進めていくことが大切。そのために、子供がどんなことに疑問をもつのか、予め想像しておくこと。」

「本当のまとめは、子供自身がまとめたもの。自分で獲得したものこそ手に残る。」

「選ぶ、決める、ということは主体性の源。」

 

午後の協議では、子供たちに「選択」と「自己調整」が生まれるように、先生方が単元づくりを工夫していました。

活発な協議を通して、単元づくりの新たな視点を見いだすことができたようでした。

また、長期研修生の発表もあり、参加した先生方からは、「充実した研修だった」という声を多数いただきました。

 

総合教育センターでは、こうした専門研修を幅広く実施しております。

今後も皆様の御参加をお待ちしております。

お辞儀 謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 

 

旧年中は当センターの研修事業にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

本年も日々の実践や子供たちとの関わりに活きる学びの場を提供してまいります。

 

埼玉県マスコット「コバトン」

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(令和8年1月5日 投稿)

生徒がイキイキ! 専門高校~いずみ高等学校編~

いずみ高校は、旧与野農工高校から平成11年に改組し、農業や食品加工、土木、化学などの専門分野を学ぶ「生物・環境系総合高校」です。

2学年から「生物系」は「生物生産科」、「生物サイエンス科」、「生物資源化学科」の3学科に分かれ、「環境系」は「環境デザイン科」、「環境サイエンス科」、「環境建設科」の3学科に分かれます。

今回は野菜や草花の栽培、水生生物の管理、バイオテクノロジーについて学ぶ「生物生産科」の取組を紹介します。

令和7年11月5日(水)に3年生36名の生徒たちが、埼玉県庁(さいたま市浦和区)の本庁舎東側の「県庁花時計」に花苗を植栽しました。

植栽した花苗は「課題研究」などの授業において育てたものをメインとした4種類(パンジー、ビオラ、ノースポール、ハボタン)です。

植栽のポイントとしては、「埼玉県の『彩の国キャンペーンマーク』といずみ高校の校章で使用されている三色(赤、青、緑)を基調とした配色に、光をイメージした黄色と白を加えたデザイン(県政ニュースより)」とのことです。

今回植栽した花苗は、生徒の皆さんが9月~11月まで、愛情を込めて丁寧に育てたものになります。いずみ高校の花時計装飾は6月までとなります。その後は他校へ入れ替わるそうです。来庁された際には、ぜひご覧になってください。

特別支援学校5年経験者研修・閉講式

 特別支援学校5年経験者研修の全日程が先日の12月9日に終了となりました。

 受講者は研修をとおして、初任者から今年度までの教職経験約4年の教育実践を基礎に、教育の基本的事項について改めて学び、より専門的な知識・技能の充実がなされたと思います。

 本研修を終えられた5年経験者の皆さんには、今後とも児童生徒たちから好かれ、同僚から慕われ、保護者から信頼される教員を目指し、常に学び続け、所属校で中心的に活躍されることを期待しております。